「ビジネス書を読んでいるけど、いまいち効果を感じられない」
「効果的な読書のしかたを知りたい」
あなたはこのような読書の悩みを持っていないでしょうか。
この記事では、本を効果的に読む方法が書かれた、読書術に関するおすすめ本を5冊紹介します!
本を読む本
この本の第一版は、アメリカで1940年に発行され、それ以降多くの国で翻訳され多くの人々に読みつがれています。「読書術の古典で名著と言えばこれ!」「読書術の本と言ったらまずこれ!」といった本です。最初の読書術の本としておすすめです。
本を「読む」技術について実践的なことが書かれています。抽象的な論述の後に具体的なイメージが書かれていて、読みやすいです。読書のレベルを、初級読書、点検読書、分析読書、シントピカル読書(同じ主題の本を比較検討する読書)の4段階に分けており、自分のレベルに合うところから試すことができます。
読んだら忘れない読書術
月20〜30冊の読書を30年以上続けているという精神科医の樺沢紫苑氏が書いた読書術の本です。樺沢氏は『アウトプット大全』や『インプット大全』という本を含め何冊も本を書いており、そのアクティブさに驚かされます。活発な活動をなされている樺沢氏の読書術を知りたい人におすすめです。
「脳内物質読書術」といった、精神科医ならではの読書術が書かれていて、他の読書術の本にはないユニークさがあります。また、例えや比喩が秀逸で、印象に残りやすかったです。例えば「ネット情報はいわば『デパ地下の試食』である」「読書によって頭の中に『キッチンスタジアム』を事前に作っておけば、『明日までに資料をまとめてくれ』と急に言われても焦る必要はありません」といった表現が独特です。
読書の技法
知識人で多読家の佐藤優氏が書いた読書術の本です。月平均300冊という多読は、1冊5分の超速読を使ってこそ実現できているようです。速読の方法を含め、知の巨人の読書術を知りたい方におすすめです。
この本から私は、読書においてもあたりを付けて、時間に制限を設けて読むという発想があることを学びました。それまで私はひたすらがむしゃらに本を読んでいたのですが、読後その方法を見直しました。 さらに速読法を身につけるときに注意があることを知りました。熟読の方法を知ってから、超速読法と速読法を身につけると良いそうです。(超)速読法の詳細について知りたい方はぜひ本書を手にとって見てくださいね。
独学大全

ブログ『読書猿Classic: between / beyond readers』の主宰者の読書猿氏が書いた独学のための本で、第3部の第12章「読む」には様々な読書法が書かれています。あらゆる読み方が紹介されており、読み方のノウハウを網羅したい方におすすめです。
読み応えのある独学指南本で分量はかなりありますが、読みやすいです。読書法が書かれている第12章では、「転読」「掬読(スキミング、すくい読み)」「問読」「限読」など、本を読む上で役立つ色々な技法が載っています。どの技法もすぐに実践できるものばかりで、日々の読書の際に思わず使ってみたくなります。
理科系の読書術

地球科学者である鎌田浩毅氏が書いた、理科系の人に向けて書いた読書術の本です。タイトルに「理科系」とありますが、理科系でなくとも勉強になる内容です。「読書があまり得意でない」「本を読むのに苦労する」という人におすすめの本です。
本を完璧に読まないでもよいという主旨の主張が全体を通して一貫してる印象でした。読みにくい原著を無理に読まずに、解説本など原著をわかりやすく書き直した書籍を先に読むとよいという話には同意です。私も以前は古典を読む際、原著を読むことにこだわっていた時期がありましたが、最近はより簡単な解説本を好んで読むようにしており、読書の効果が上がったと感じています。
まとめ:読書のしかたに悩んだら読書術の本を読もう!
最後までお読みいただきありがとうございます!
この記事では、私がこれまで実際に読んで「いいな」と思った読書術のおすすめ本を5冊紹介しました!
ぜひ、あなたの読書生活の役に立てて見てくださいね。



安く読書したい!本を読む時間がない!という方へ
Kindleで本を選ぶ際、Amazonが提供している読み放題サービス「Kindle Unlimited」の対象商品を探すと得することがあります。月に2、3冊以上本を読む人で、「少しでも書籍代を安くしたい」「読みたい時に気軽に読み放題で本を読みたい」という方におすすめです。
最初の30日間は無料体験できます。
▶ Kindle Unlimitedの読み放題サービスを利用する
また、同じくAmazonが提供しているオーディオブックサービス「Audible」を利用することで、聴きながら本からの知識・情報を得ることができて便利です。「活字を読む時間がない」「ながら作業中に読書体験をしたい」という方におすすめです。
最初の1冊は無料で体験できます。
オーディオブックサービスには他にも、株式会社オトバンクの「audiobook.jp」があります。Amazonの「Audible」よりも料金が安く、オーディオブックを利用しつつ少しでも費用を抑えたい人におすすめです。
最初の14日間は無料でお試しできます。
コメント