こんにちは、わえ（@wae_lib）です！
「いまの仕事のやり方でよいのか悩んでいる。もっとよいやり方があるのではないか」
「いまの仕事が自分に合っているのか自信がない。自分の仕事の適正を知りたい」
「いろんな人の仕事観を知りたい」
この記事では、このような悩みや要望を持つ方向けに、仕事に関するおすすめの本を５冊紹介します！
特に２０代・３０代の方におすすめです。
ドイツ人はなぜ、１年に１５０日休んでも仕事が回るのか
ポチップ
ドイツの勤労形態やドイツ人の考え方、生活態度など、筆者がドイツに２５年間暮らしてきて分かったことが書かれています。日本の一般的な仕事のやり方を客観視したい人におすすめです。
ドイツの仕事などの事情がよく分かります。平日・土曜の決まった時間の間のみ開店できる、閉店法という法律があることには驚きました。ドイツでは、仕事時間の制約があり、効率が重視されるようです。ドイツ人は規則重視で、たとえ客に迷惑がかかるとしても規則優先で閉店するらしいです。
有給日数・消化日数ともに日本と比べ多いといった、休暇に関することも書かれています。
仕事なんか生きがいにするな
ポチップ
仕事による社会的成功などにとらわれずに、「生きる意味」について問い考える本です。仕事にやりがいを感じられなくなっている人や、生きがいについて考えたい人におすすめです。
第二次世界大戦中にナチスにより強制収容所に入れられた経験をしている精神科医のフランクルによると、人間という存在は「生きる意味」を見失うと精神が衰弱してしまうだけでなく、生命そのものまでが弱り、死に至ってしまうこともあるそうです。「生きる意味」がそれほど大事だということがわかります。
「社会的自己実現」＝「生きる意味」という構図が、現代では成り立たなくなっていることが本書で理解できます。
科学的な適職
科学的なデータをもとに、適職を見つけ、人生の幸福感を高めるための方法が書かれています。今の自分の仕事が自分に合っているがどうか確かめたい人、転職を考えている人におすすめです。
この本では、正しい職業選択をするための５つのステップを紹介しています。適職を考える上での幻想に気づく、仕事で幸福を感じる要素を知る、職場の大悪を除く、人間の脳の持つ「バグ」に気づく、やりがいの再構築をする、という５つのステップを踏めば、自分に合った職業を発見できるかもしれません。
好きなことや自分の強みで職を選ぶ事が誤りであるといった、一見すると直感に反する主張をしていて、面白いです。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
ポチップ
ぶれない自分軸と「やりたいこと」を見つける方法が、論理的に書かれています。仕事とやりたいことがマッチしておらず、本当にやりたいことを見つけたい方におすすめです。
この本では「本当にやりたいこと」の見つけ方を、「得意なこと」、「好きなこと」、「大事なこと（価値観）」の３つの視点から解説しています。具体的には、まず自分の価値観を明確にし、仕事の目的を明らかにします。次に自分の得意なことを考えて、その後に好きなことを明らかにします。こうすることで「本当にやりたいこと」がわかります。
最後に、こうしてわかった「本当にやりたいこと」を実現する手段を考えます（自然と分かるはず）。
仕事。
映画、芸術、文学などの世界で活躍する人々へのインタビュー集です。プロフェッショナルの世界を知って、仕事について見つめ直したい人におすすめです。
十人十色の仕事観があって面白いです。写真家の杉本博司氏の「やっぱり一人一人が自分で世の中への出方や戦略を考えてやるのが正しいよね」という言葉には重みがあります。脚本家の倉本聰氏との対談での筆者の言葉「名前で仕事ができるようになってしまうのは、確かに危険ですよね」は逆説的で、印象に残りました。
各分野のプロの仕事観に触れると、様々な仕事のやり方があるということがわかります。
まとめ：みんな仕事で悩み、その悩みも様々。いろんな本を読んで視野を広めよう
最後までお読みいただき、ありがとうございます！
この記事では、仕事に関するおすすめの本を５冊、紹介しました。
仕事をはじめたばかりだったり、少し慣れてからでも、仕事に関する悩みは絶えませんよね。
いろんな本を読んで、視野を広げれば、悩みを小さくできるかもしれません。ぜひ様々な本を手にとってみてくださいね。
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